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訪問留め置き調査の統計学【統計学講義基礎】 | 統計学講義【最速で統計学をマスターするサイト】

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訪問留め置き調査の統計学【統計学講義基礎】


訪問留め置き調査の統計学【統計学講義基礎】

訪問留め置き調査の統計学

 

訪問留め置き調査とは、調査員が対象者宅を訪問し、調査への協力を依頼してアンケート票を預け、後日、回収する方法です。

 

訪問留め置き調査は、訪問面接調査と同様に、調査員が対象者を訪問しますが、アンケート票の記入は対象者本人にお願いし、後日、再訪問してアンケート票を回数する点が異なります。

 

また場合により、対象者が不在の場合は、在宅している人に対象者への伝言を依頼し、アンケート回収時も対象者以外の人の手を経て回収することもあるため、調査員が対象者と全く対面しないケースもあります。

 

訪問面接調査と比較した訪問留め置き調査の長所は、質問項目が多くても、対象者の時間の都合がつくときにゆっくり回答できる、答えるには時間がかかる質問や対面では答えにくい質問も可能、訪問時に対象者が不在でも調査が可能な場合もある、面接技術に熟練した調査員でなくても可能、などです。

 

また、回収時にチェックを行えば、訪問面接調査と同様、回答もれやミスを防ぐことができます。

 

一方、訪問面接調査と比べて、対象者本人の回答かどうかの確認が困難な場合がある、本人の回答であっても家族などの意見や考えに左右されている可能性がある、調査依頼時と回収時の2回の訪問を要するため、交通費や人件費がかかる、という欠点もあります。

 

訪問留め置き調査は、直接訪問して調査の主旨を説明したほうが協力が得やすく、しかも時間をかけて考えたり、調べたり、家族に聞いたりして回答する必要がある場合などに適しています。

 

なお、訪問してアンケート票を配布し、郵送やインターネットのアンケート画面で回収する方法もあります。

 

また、本人の考えを聞きたい質問や、アンケート票を読んでも理解するのが困難な質問など、直接本人に質問したほうがよい部分だけを調査員の面接で行う方法もあります。

 

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訪問留め置き調査の統計学【統計学講義基礎】

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