t分布表|t-distribution 【統計学・統計解析用語集】
t分布表(t-distribution table)は、統計学で使用される確率分布の表の一種です。
t分布は、標本平均の分布を表現するために使用されます。
通常、母集団の標準偏差が未知で、標本サイズが小さい場合にt分布が利用されます。
t分布表は、t値(t-score)と自由度(degrees of freedom)を使用して、特定の確率(または確率範囲)に対応するt値を見つけるのに役立ちます。
自由度は、標本サイズから求めることができます。
t分布表の一般的な形式は、t値を行に、自由度を列に配置したものです。
表内の値は、そのt値と自由度に対応する確率(またはパーセンタイル)を示しています。
この表を使用すると、特定の確率に対応するt値を簡単に見つけることができます。
t分布表は、仮説検定や信頼区間の計算、統計的推定などの様々な統計的手法で使用されます。
特に、標本サイズが小さい場合や母集団の標準偏差が未知の場合に有用です。