ホットデック法(hot deck method)|【統計学・統計解析講義応用】
ホットデック法(hot deck method)
欠測への対処法のうちの代入法の一つがホットデック法(hot deck method)です。
欠測を含むデータがあったとき、その個体と何らかの意味で類似の個体を同じデータセットの中から探し出し、その類似個体の当該変量の値を欠測箇所の値とする方法です。
類似個体を異なるデータセットから探し出す方法はコールドデック法(cold deck method)といいます。
ここで当然問題となるのは「類似」の意味とデータセットからの具体的な検索法です。
データの測定項目が多いときは、観測箇所かが全く同じ個体は存在しないであろうから何らかの意味であいまいな類似性を採用しなくてはなりません。
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