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プロジェクトの成果を分析する

確率論をもとに継続の可否を判断しよう

成功率と成功利益から判断する

プロジェクトに関するデータを適切に記録しておくことで、プロジェクトの分析を行うことができます。

それによって、プロジェクトを継続するかどうかの判断を行うことができます。

プロジェクトに関するデータは、売り上げやコストなどの成果の観点に関するものや、プロジェクトの人数やメンバーのスキル、費やしている日数や内容など、プロジェクトの属性に関するものがあります。

成果に関するデータはターゲット項目として利用し、プロジェクトの属性は要因項目として利用することで、さまざまな分析を行えます。

分析によってプロジェクトが成功する確率を計算できると、その確率にプロジェクトが成功したときの利益を掛けることで、それぞれのプロジェクトが将来にわたって生む利益の期待値を計算できます。

その期待値を解釈することで、ストップするべきプロジェクトや継続すべきプロジェクトを決定することができます。

今は赤字のプロジェクトでも、成功率や利益の期待値が高いものは、継続したほうがいいという示唆になるかもしれません。

プロジェクト継続の可否を判断する方法

プロジェクトの成功確率を計算する

ターゲット項目×要因項目＝成功確率

２つの要素を分析し、プロジェクトごとの成功確率を数値化する。

プロジェクト継続の可否を「成功率×利益率＝期待値」の公式で判断する。

最も期待値の大きいプロジェクトを継続するのが効率的である。