桂南光の落語「高津の富」|【統計学・統計解析コラム】
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桂南光の落語「高津の富」
2009年夏に南光さんの「高津(こうづ)の富」を聞いた.「カネが邪魔で邪魔でな,ウォホホホ.嘘でないんじゃ,ホンマじゃで」という言い回しが要所要所で笑いを誘っていました。
山陰から出てきたという触れ込みの大金持ちが貧乏人に扮して,そうでないと大金を奪われるのでという番頭たちの説得に仕方なく応じてという言い訳で,大阪市中の旅館に宿をとりました。
カネが邪魔で邪魔でしょうがないという法螺を吹きまくり,それを信じた旅館の主人に頼まれて,売れ残った高津神社の富くじをなけなしのお金一分をはたいて買う羽目に陥ります。
一番くじは千両でも,当たるわけかないと思いながら,人の波をかき分けて高津神社に行ってみると,あたり一面は空くじのごみ.くじ札「子の千三百六十五」は大当たりとなり、寒気が来て,旅館に戻って布団をかぶっても震えか止まりません。
南光さん独特のだみ声が聴衆を圧し,大受けでした。
くじは買わないと当たらないのは古今東西変わりません。
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