毎日コツコツと努力する|【統計学・統計解析コラム】
▼▼▼▼▼▼▼▼
チャンネル登録はこちら
毎日コツコツと努力する
統計学をドラマチックに理解しようとする人
統計解析の世界に身を置いて
統計学について研究し10年、
自分の事業として統計解析についてさらに研究を深めてきましたが
多くの人が挫折する罠として大きなものは
「人はだれでも統計学をドラマチックにマスターしたがる」
という習性に気付けるかどうかが人生を左右するというのが
今もっとも大切にしたい考え方の一つです
ドラマチックというのは
「劇的」と言い換えることができると考えています
日常的には
「大袈裟」と言い換えることもできるかもしれません
映画やドラマやアニメの見過ぎなのかもしれないですし
それはもともと人間が持っている性質なのかもしれませんが
全然わからないところからの一発逆転を思い浮かべてみるとわかると思います
日本人男性が好きな坂本龍馬の話でも
ある日王子様が迎えに来てくれるシンデレラストーリーでも
特別強い意志があれば世の中は変わるとか
ある日”才能”に目覚めるとか
根底にあるのは似たり寄ったりな要素が出てきます。
「もう自分は大人だからそんな理想論は信じていないですよ」という人もいるかもしれませんが、
「たった1カ月で統計学がマスターできる」
みたいな考えは捨てましょう。
(あなたがそうでないことを祈りたい)
これらは人生がどこかで”劇的”なものであると無意識レベルで思ってしまっているからです。
劇的な思考をする人は極論に陥りやすいです。
だから今の世の中はどんどん悪い方向に向かっているといった悲観論に走ったり
政府が悪いから世の中が良くならないと嘆いたりする
そして他人の刺激的な意見にすぐに流される
ここでは表面的な言葉ではなく
根底にある”要素”を見抜いて欲しいと思います。
統計学は劇的には理解できない
個人で見ても成功する人は
毎日毎日コツコツと努力を続ける
分からないことを1日1つ見つける努力をする
できないことを1日1つできるようにする
そうして365日後には365日分の成長をする
成長は毎日目に見えるものではないですがある日花が咲いて結果となります。
それが他の人から見たら突然成功したように見えてもそれは毎日積み重ねてきた努力の結果でしかないのです。
僕には歳を重ねれば重ねるほどに強くなる思いがあります。
それは毎日勉強を重ねる人と何もしない人では
5年後10年後には二度とひっくり返ることのない差が生まれてしまうだろうということです。
当たり前のようなことを言っているかもしれませんが統計学を勉強していると
先に述べたように”ドラマチック”なものに反応する人の心理は
紀元前から変わることがないものであると確信するようになりました。
1ヶ月でマスターするようになりました、とかとか言ってる人が山のようにいますが
おそらく3年後彼らの95%以上は挫折しています。
ポーカーと同じようにまぐれで勝つこともありますが
繰り返せば繰り返すほど負けるものです。
そもそも、世界中のエリートが参加している統計学で
そんな簡単にマスターすることが出来ると考える方が無理がある
「それでも自分だけは特別にすぐにマスターすることができる」と考えるとしたら
それこそ”ドラマチック”に統計学を考えているということです。
みんな大好きなシンデレラストーリーの始まりです。
もちろんこの考え方を支持できないのであれば
実際にやってみるといいです。
理想と現実の差があればあるほど気は病んでいきます。
では、解決策としてはどうすればいいのか?
それは、やはり自分でコツコツと毎日努力を続けるしかないのです。
努力できる量を増やすしかないのです。
1日1歩の確実な成長を刻むしかないのです。
ドラマチックに考えそうな自分が現れたらドラマは起きないと考え直すしかありません。
ドラマチックな人間からは距離を置き地味な毎日を過ごすしかないです。
”現実”に目を向けその中で出来ることだけを選択し行動するしかないのです。
思考回路も劇的には変わらないのだから何度も修正をしながら改善を繰り返すしかないのです。
これが他の人との”差”になり統計学をマスターできるようになります。
関連記事