ポートフォリオ|【統計学・統計解析講義応用】
ポートフォリオ
ファイナンスにおいて、証券や資産の組み合わせのことをポートフォリオといいます。
有価証券を紙ばさみ(ポートフォリオ)に入れたことから、保有証券の組み合わせを意味するようになったといわれています。
ポートフォリオは投資リスク分散のための方法として注目されています。
投資の組み合わせは高い期待収益(リターン)が低いリスクで得られるように決めます。
必要となるデータは、各資産の平均リターン(平均値)、リスク(標準分散)と資産間の関係(相関係数)です。
各資産への投資割合を考慮した加重平均によってポートフォリオの期待リターンとリスクが計算できます。
ポートフォリオの分散効果、つまりリスクを少なくする効果は相関係数によって決まり、相関係数が−1に近づけば近づくほど分散効果は高くなります。
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