補助統計量|【統計学・統計解析講義応用】
補助統計量
母集団分布の未知パラメータθに関する統計的推測を行うとき、θの推定値そのものには直接関係がないが推定量の精度に影響を及ぼすという性質の統計量が存在することがあり、これを補助統計量といいます。
補助統計量があるときは、これを観測された値に固定して推測を行いますがこれを条件付き推測(conditional inference)といいます。
補助統計量の定義については諸説あり、きちんと定められているとはいえない状況です。
サンプルサイズは常に補助統計量たりうるものですが、これを補助統計量に含めるか否かは議論の分かれるところです。
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