度数分布表における階級・階級値・階級幅|相対度数分布表・累積度数分布表【統計学・統計解析講義基礎】
度数分布表では、各階級の幅は同じにとり、階級の中央の値を階級値という。度数分布表において各階級の度数の代わりに相対度数(各階級の次数をデータの総数で割った値)を用いたものが相対度数分布表、度数分布表の各階級の累計である累積度数と階級を対応させたものが累積度数分布表
度数分布表における階級・階級値・階級幅
何千,何万という大量のデータを一定の基準に従って,いくつかの階級に分け,各階級に属する度数を対応させて,度数分布表にまとめます。
各階級の幅は同じにとります.また,階級の中央の値を階級値といいます。
階級をいくつに分けるかは一概に言えませんが,データ数が100以下では5から10, 200から250では7から12,データが250を超えると10から20を1つの目安にすればよいとされています。
度数分布のグラフ
度数分布のグラフをヒストグラムといいます。
横軸に階級をとり,縦軸に各階級に入る度数をとります。
度数多角形は,ヒストグラムの長方形の頂上の中点を結んだ多角形です。
度数多角形の階級幅を細かくして曲線をスムーズにしたのが,度数曲線です。
相対度数分布表
度数分布表において,各階級の度数の代わりに相対度数(各階級の次数をデータの総数で割った値)を用いたものです。
累積度数分布表
度数分布表の各階級の累計である累積度数と階級を対応させたものです。
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