その他の調査手法の統計学|【社会経済統計学・統計解析】
▼▼▼▼▼▼▼▼
チャンネル登録はこちら
その他の調査手法の統計学
その他の調査手法の統計学
旧世代IT機器を活用するFAX調査、携帯電話モニター調査。最新の脳科学マーケティングを活用する実験などがあります。
@FAX調査: FAX調査はd、マスコミ報道などで話題になったことについて、どんな反応かをすぐに調べることができる大変便利な手法です。調査の対象は、FAX機器を保有している個人や事業所で、ほとんどがモニター調査になります。インターネットの普及で、FAXの世帯普及率は6割程度(平成22年時点)しかありませんが、調査モニターの属性が明確で、回答も早く、まだ活用されています。
A携帯電話モニター調査: スマートフォン・携帯電話のユーザーと調査モニター契約を行い、固定電話と同様に「電話調査」を行います。インターネットアンケート調査と同様、回答者を募集する調査です。一般的な電話調査との違いは、調査条件に合致する調査モニター(例えば、女子高校生など)にメールで調査概要と調査協力を連絡し、協力してもよいと思ったモニターは指定された電話番号に電話をかけて、そこで質問に答えるという点です。
Bニューロマーケティングを活用する実験: ニューロ(脳科学)マーケティングは、心理学や脳科学の応用により、深層心理や潜在意識を把握しようとする最新の手法です。従来は、心理学のコラージュ法とデプスインタビューを組み合わせた定性的な調査手法でしたが、最近は、対象者にヘアバンドのような脳波計をつけて、広告評価のアンケート調査に回答してもらい、評価対象と評価結果および脳波との関係を調べ、本音を把握しようという実験もあります。評価の反応速度を測り、対象者の好感度感覚との関係を調べる実験もあります。
関連記事