生存時間解析のためのサンプルサイズ|【統計学・統計解析講義応用】
生存時間解析のためのサンプルサイズ
生存時間解析のためのサンプルサイズの計算は,普通とはかなり異なるものである.
時間−イベント試験の検出力は.もとのサンプルサイズにではなく観察されたイベント数に依存する.
何人かの被験者にはイベントが全く発生しないことがあるので,必要な被験者数を我々は試験の終わりに必要な総イベント数から逆に推定する.
使用されるだろう計算式には様々なものがあり,それらは生存時間解析の参考書や論文で概要が説明されている.
サンプルサイズの計算に必要な情報は,標準的な2標本の平均値の差の場合と同様である.
サンプルサイズを決定するには,我々は要求される検出力,有意水準α,片側検定か両側検定か.中間解析の計画に加えてその他試験デザインに関する情報を特定する必要がある.
関連記事