治療効果を見極める!オッズ比のキホン【東京情報大学・嵜山陽二郎博士のAIデータサイエンス講座】 | Google Gemini・Python・エクセルを使った講義で最速マスター

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治療効果を見極める!オッズ比のキホン【東京情報大学・嵜山陽二郎博士のAIデータサイエンス講座】

治療効果を見極める!オッズ比のキホン【東京情報大学・嵜山陽二郎博士のAIデータサイエンス講座】
オッズは、ある事象が起きた例に対する起きなかった例の比です。例えば、ある治療で10人中2人が治る場合、オッズは2対8、つまり1対4となります。オッズ比は異なるグループ間のオッズの比較で、特定の条件下での効果の違いを示します。オッズ比が1より大きい場合、一方の条件がもう一方に比べて効果が高いことを意味します。オッズ比の計算にはクロス表を用い、対角線上の積の比(タスキ掛けの割り算)を行います。これにより、治療の効果を定量的に比較でき、医学研究や統計分析において重要な指標となります。オッズ比は直感的に理解しづらいかもしれませんが、治療効果の客観的評価には欠かせない概念です。

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目次  治療効果を見極める!オッズ比のキホン【東京情報大学・嵜山陽二郎博士のAIデータサイエンス講座】


オッズとは


オッズとは、事象が起きなかった例に対する起きた例の比のことです。


全体に対する比ではないので注意しましょう。


ある薬物療法で、10人の患者さんのうち8人は治らないが2人は治ったとします。


このとき、薬物療法のオッズは、2/8=1/4となります。


一方、手術療法では、同じ疾患をもつ10人の患者さんのうち4人は治らないが4人が治ったとします。


このとき、手術療法のオッズは、4/4=1となります。


さて、あなたが同じ疾患をもっていたとしたら、薬物療法と手術療法のどちらを選びますか。


当然手術療法ですね。



オッズ比とは


ここで、治療効果の指標として、オッズ比という指標を計算します。


文字通りオッズの比なので、この例では、


薬物療法に対する手術療法のオッズ比=1÷(1/4)=4 となります。


オッズ比1というのは、治療効果がいずれも同じという意味です。


この場合はオッズ比4なので、手術療法の方が薬物療法に比べ4倍治療効果があると直感的に考えることができます。


さて、ある疾患の新しい治療薬の効果を試すために、100人の罹患者に対して処方したところ、20人が治癒したとします。


このことをもって、この薬には効果がないと判断してよいでしょうか。


一見すると、治ったのは全体の1/5(オッズでいうと1/4)なので、効果がなかったようにも感じられます。


しかし、薬を飲ませなかった場合にどの程度の人が治癒するかについてのデータがないので、これだけで効果の有無を判断することはできません。


客観的に効果を判定するためには、本物の薬(実薬)を飲んだ人とニセの薬(偽薬、プラセボ)を飲んだ人の両方でデータをとる必要があります。


オッズ比はクロス表のタスキ掛けの割り算


両方でデータをとると、その結果は以下のようになりました。


     実薬   偽薬
治癒   20   11
非治癒  80   89


実薬のオッズは、20/80=0.25


偽薬のオッズは、11/89=0.1236


オッズ比は、(20/80)÷(11/89)=2.023


偽薬に対する実薬のオッズ比は2ということで、治療しない場合に比べ2倍効果があると考えることができます。


(20/80)÷(11/89)というのは式変形すると、


(20×87)÷(11×80)となります。


つまり、上のクロス表を斜めに掛け算したもの同士の割り算、つまりタスキ掛けの割り算をすると、一発でオッズ比が求まります。


オッズ比は、治療効果の指標として、医療統計学の分野ではよく使われます


ただし、オッズそのものも比であり、比の比をとりますので、わかりにくいともいえます。この感覚に慣れるまでは少し時間がかかるかもしれません。


オッズ比に慣れてきたら、リスク比ハザード比なども勉強するとよいでしょう。


先ずはオッズ比をしっかり理解し慣れることが大切です。


ChatGPTに聞いてみた

プロンプト

あなたは最高のデータサイエンティストです。
オッズ比について解説してください。
#制約条件:
サルでもわかる平易な日本語で
文字数は300字程度

ChatGPTの回答

オッズ比は、ある事象が起こる確率と起こらない確率の比率を比較するための数値です。特に、二つのグループ間でその比率がどのように異なるかを見るために使われます。例えば、ある病気になるリスクが、喫煙者と非喫煙者でどう違うかを調べたい時にオッズ比を使います。喫煙者が病気になるオッズ(病気になる確率÷病気にならない確率)と、非喫煙者が病気になるオッズを比べるわけです。もしオッズ比が1より大きければ、比較された最初のグループ(この場合は喫煙者)の方が事象が起こる可能性が高いことを意味します。オッズ比が1なら、両グループで事象が起こる可能性は同じです。オッズ比が1より小さければ、最初のグループの方が事象が起こる可能性が低いということになります。簡単に言うと、オッズ比は「あるグループで特定の事象が起こる可能性が、もう一つのグループと比べてどれだけ違うか」を示す数値です。これにより、ある特徴や条件が事象に与える影響の大きさを理解することができます。



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