対応分析【多変量解析】

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対応分析|【多変量解析・統計学・統計解析】

対応分析【多変量解析】


目次  対応分析【多変量解析】

 

 

対応分析

 

対応分析(correspondence analysis)は、フランスのベンゼクリによって1960年代に提唱され、1970年代から普及し始めた質的データ(カテゴリカルデータ)の解析方法で、コレスポンデンス分析とも呼ばれています。

 

類似な方法としては、1950年代に林知己夫氏によって提案された数量化V類、1980年代に西里静彦氏によって提案された双対尺度法(dual scaling)などがあります。

 

それぞれの方法が提案された背景は異なりますが、アルゴリズムの中核には大きな相違点はありません。

 

データ形式によっては、それぞれの手法の解析結果は変換によって一致させることも可能です。

 

一時的には、数量化V類と対応分析は異なるデータ分析方法と見なされましたが、数理的には同等であることが証明されています。

 

数量化V類および対応分析の基本的考え方は、分割表において行の項目と列の項目の相関が最大になるように、行と列の双方を並び替え、関連性が強いもの(あるいはパターンが似ているもの)同士が近似になるような値を取るように処理を行う方法です。

 

問題解決のアプローチは、主成分分析、因子分析との類似点が多いことから、対応分析を制約付き主成分分析、正準相関分析、質的因子分析と見なす研究者もいます。

 

対応分析は、データの構造を再現する面では主成分分析より効果が劣りますが、パターンを分類する面では主成分分析より良い結果を示すケースが多いとされています。

 

 

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