年俸調停の統計学|【統計学・統計解析コラム】
大リーグの年俸調停では、足して2で割ることはありません。
大リーガーが球団側から提示された来季年俸の妥協点が見つからない場合、調停は非常に厳しくなります。
両者が対立した場合、そして話し合いが膠着した場合、足して二で割るというようなことは一切ありません。
調停人は両者の言い分を聞いて、双方の数字の根拠を問いただし、いずれがより論理的かを考慮して、いずれかの言い分を認めます。
例えば、選手側300万ドル、球団側100万ドルの場合、真ん中の200万ドルで手を打つようなことはしません。
調停人はいずれかの数値を採用します。
調停人は年俸額に関して論理的に根拠のある説明を求めてきます。
いい加減な根拠なら負けてしまいます。
24時間以内に判決がくだされ、これが最終決定であって両者とも控訴することはできません。
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