共分散分析(ANCOVA)|共変量により説明変数と目的変数の関係を修正【統計学・統計解析講義基礎】

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共分散分析(ANCOVA)|共変量により説明変数と目的変数の関係を修正【統計学・統計解析講義基礎】
共分散分析(analysis of covariance: ANCOVA)は、共変量の影響(年齢、体重など)を取り除いて群間比較する手法である。共変量により、説明変数と目的変数の関係を修正する分析方法である


目次  共分散分析(ANCOVA)|共変量により説明変数と目的変数の関係を修正【統計学・統計解析講義基礎】

 

共分散分析(ANCOVA)

 

共分散分析(ANCOVA)が特に興味深いのは、基本的に群間にもともと存在している差異を等しくすることができるところにあります。

 

たとえば、あなたが走力アップのプログラムのスポンサーになるとして、2つのアスリート集団の100ヤード走のタイムを比較したいとします。

 

体力はしばしば速さに関連するので、当初の体力の違いがプログラム終了時の差異を説明しないように、何らかの修正を行わなければなりません。

 

 

共変量により説明変数と目的変数の関係を修正

 

共分散分析(ANCOVA)は、共変量の影響(年齢、体重など)を取り除いて群間比較する手法です。

 

例えば体力すなわち共変量により、説明変数であるプログラムと目的変数であるトレーニングの効果(タイム)の関係を修正します

 

あなたは、体力を統制したうえで、トレーニングの効果を見たいのです。

 

そこで、プログラムの訓練を始める前に参加者の体力を測定しておき、共分散分析を用いて、当初の体力に基づいて、最終的なスピードを調整することができます。

 

マギル大学のミカエラ・ハイニー、ジョン・ライドン、そしてアリ・タラダッシュは、婚前交渉と避妊薬の使用への受容性に対する親密さとコミットメントの影響についての調査で、共分散分析を用いました。

 

彼らは、社会的受容性を従属変数とし、グループ間の差異を見出そうとした、特定のシナリオについての評定値を共変量として、共分散分析を適用しました。

 

共分散分析は、共変量である評定値を用いて、社会的受容性における差異を修正してくれます。

 

 

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