交通・運輸に関する統計【社会経済統計解析】

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目次  交通・運輸に関する統計【社会経済統計解析】

 

交通・運輸に関する統計

 

交通・運輸に関する統計

 

『鉄道輸送統計調査』,『自動車翰送統計調査』などの国土交通省の統計によると, 2002年度の旅客輸送量は約872億人で,10年前(92年度)に比べると約53億人,6.6%の増加となっている。

 

人口1人当たりに換算すれば,2002年度は1年間に国民1人が約680回乗降したことになる。

 

次に,この輸送量に輸送距離を乗じた人キロ単位の延べの輸送量で見ると,2002年度は10年前に比べ約720億人キロ, 5.3%の増加となっている。

 

なお,単純に1人当たりの平均距離を見ると, 2002年度は16.4 kmで,10年前の16.4 kmと同じである。

 

こうした輸送がどのような交通手段によって行われているのかを,交通手段別の延べ輸送量の構成比で見ると,乗用車が53%,バスが6%,鉄道(JR)が17%, JR以外の鉄道が10%,国内航空が6%,内航海運が0.3%となっている。

 

内航海運はわずかであり,乗用車と鉄道で80%を占めている。

 

過去の推移を見ると,航空が全体に占める割合は小さいながらも,延べ輸送量は増加し続けているのに対して,バス,鉄道(JR,民鉄)及び旅客船は,近年いずれも減少傾向にある。

 

 

一方, 2002年度の貨物輸送量は59億トンで,10年前と比べると約8億トン, 12.4%減少している。

 

過去の推移を見ると,旅客が一貫して増加傾向をたどっているのに対して,貨物は80年代の前半すぎまでと最近の景気後退期に減少している。

 

トンキロ単位の延べの輸送量で見ると, 5,7071 Rトンキロで同じく10年前に比べ約1371Rトンキロ増とわずかな増加となっており,輸送の平均距離が伸びていることがわかる。

 

1トン当たりの平均距離で見ると,2002年度は97 km となっており,10年前の83 km に比べ14 km 距離が長くなっている。

 

貨物の交通手段別延べ輸送量の構成では,55%が自動車によって輸送され,内航船舶が41%,鉄道が4%,国内航空が0.2%となっている。

 

過去の推移を見ると, 1975年度では内航船舶が51%と半分以上を占めていたが,徐々に自動車の占める割合が上昇して1990年度には50%に達し,その後の貨物輸送の中心となっている。

 

また, 1975年度に13%を占めていた鉄道の割合は大きく低下している。

 

 

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