Python・R・エクセルによるデータサイエンス | 統計解析講義

統計学における相関係数【統計解析講義基礎】 | 統計解析 - Python・R・エクセルを使った講義で最速マスター

統計学における相関係数【統計解析講義基礎】

統計学における相関係数【統計解析講義基礎】


統計学における相関係数【統計解析講義基礎】

相関関係と比例関係

 

変数XとYの関係ですが、相関関係と比例関係のそれぞれは、

 

@相関関係: 一方が増えれば他方も増えるという関係

 

A比例関係: 一方が2倍になれば他方も2倍になるという関係

 

というふうに、意味が違うのです。

 

相関があるということと、比例するということは混同されやすいですが、意味は違います。

 

相関関係は一方が1でも2でも増えれば他方もいくぶんなりと増えるという傾向であり、比例関係は一方が2倍になれば他方も2倍になるというきちんとした関係です。

 

たとえば、世帯員数と家計費は相関関係はありますが比例関係はありません。

 

結婚したからといって2人世帯の家計費は単身のときに2倍かかることはありません。

 

スーパーのレジでは単価と購入量とから支払金額を計算するので、購入量と金額は完全な比例関係にあります。

 

ただし、たくさんの世帯についてみれば、大量購入の世帯ほどバーゲンなどの価格の安いときに購入するという、主婦の知恵が働いて、おそらく比例関係はくずれているでしょう。

 

なお、一方が2倍になれば他方は半分になるという関係は反比例です。

 

これと同じように、一方が大きくなると反対に他方は小さくなるという相関関係もあります。

 

ただし反相関とは言いません。

 

この場合は「マイナスの相関がある」といいます。

 

たとえば、競合関係にある大きいメーカー同士の売上高シェアがそうです。

 

シェアというのは全メーカーの売上高合計(市場サイズ)という、限られたパイを分けるときのめいめいの配分の大きさ、つまり分け前のことです。

 

生活設計というか人生の送り方というか、いわゆるライフスタイルのことですが、生活が派手で貯えがないのと、つつましやかでお金をもっているのとがあります。

 

限られた収入での、支出と貯蓄はマイナス相関です。

 

マイナスの相関に対して、一方が増えれば他方も増えるという、普通の相関は、プラス相関ということになります。

 

強い相関と弱い相関

 

レジでの購入量と支払金額の比例関係は、計算を間違わない限り絶対的です。

 

これに対して、Aデパートの売り場面積がBデパートの2倍あるから、売上高も2倍と想像するのはどうでしょうか。

 

この比例関係はそんなに強くないと考えられます。

 

同じことが相関関係の強い弱いについても言えます。

 

家族が多ければ支出も多いから、この2つには相関があります。

 

しかし、支出の中身でみると品目によって相関の強い弱いがあります。

 

主食、生鮮食品、、調味料などはわりと家族との相関が強いです。

 

嗜好食品ではそう強くありません。

 

テレビ料金、新聞代に至っては相関はゼロです。

セミナー詳細こちら                    解析ご相談こちら


 

 

統計学における相関係数【統計解析講義基礎】

統計学における相関係数【統計解析講義基礎】

統計学における相関係数【統計解析講義基礎】