数量化T類|【多変量解析・統計学・統計解析】
数量化T類
目的変数が数量タイプでかつ説明変数がすべてカテゴリータイプの場合に、ダミー変数を導入して重回帰分析を行い、各カテゴリータイプの変数の分類コードの相対効果を検証したり、各説明変数にかかる偏回帰係数の値の範囲を比較して要因効果の検討を行う分析手法を、とくに数量化T類と呼んでいます。
ダミー変数を正しく使用することによって、数量タイプの説明変数やカテゴリータイプの説明変数が混じっていても、重回帰分析のツールを使って要因効果に関する検討や平均傾向の予測値を計算することができます。
ただし、説明変数(モデル)の選択に際しては、カテゴリータイプの説明変数に対応するダミー変数のセットは、セットとして取り除いたり付け加えたりするもので、個々のダミー変数をばらばらにして変数選択の手法を適用してはいけません。
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