BMI35超え、女性の所得に影響大!性差が明らかに【ChatGPT統計解析】
BMIは体格指数で、体重を身長の二乗で割ったもの。日本ではBMI25以上が肥満とされる中、BMI35は重度の肥満を意味する。英国「エコノミスト」に掲載されたミシガン大学の研究では、1931-41年生まれの男女7000人以上を対象に、BMI35以上の女性は普通体重の女性に比べ所得が40%少ないことが示された。しかし、この傾向は男性には当てはまらず、男性では所得レベルが高くなると肥満であっても富裕層に属することが多い。食事の選択肢や生活環境の違いが背景にあると考えられる。
▼▼▼▼▼▼▼▼
チャンネル登録はこちら
肥満と所得の関係
肥満の女性は低所得であるという内容の記事が、英国の雑誌「エコノミスト」に掲載されました。
研究者は米国のミシガン大学です。「エコノミスト」は経済の主要雑誌のひとつですし、ミシガン大学は全米を代表する有名州立大学のひとつです。
この調査対象は、1931-41年に生まれた男女7000人以上です。
1992年の調査のようですので、当時50-60歳の働き盛りの男女です。
BMIが35以上の女性は、普通の体重の女性よりも4割所得が少なかったというのです。
ここでBMIが35とはどのくらいかを考えてみましょう。
BMIは体格指数とよばれ、体重kgを身長mの2乗で割った値です。
身長150cmの人であれば、BMIが35とは体重にして71kgとなります。
身長170cmの人であれば96kgですkら、超肥満ということがわかります。
ちなみに、日本における肥満の基準はBMIが25以上ですから、35という数字だけをみてもかなり肥満であることがわかります。
男性にはあてはまらない
さて、肥満の女性が所得が低いというこの傾向は、男性にはあてはまらないようです。
その理由は、低所得層の人は単純作業に就きがちなため、間食をしやすい環境にあるとあります。
しかし、男性では所得レベルが上がると会食などが増えるため、肥満でも富裕層が多いようです。
さて、これは日本人にも当てはまるでしょうか。
肥満ということは食事に不自由していないということですから、裕福な人が多いと思われてきましたが、現在はそうでもないようです。
逆に、食事に気をつけなくなり肥満になるようですから、日本人でもこのような傾向があるのかもしれません。
関連リンク