エビデンスに関する情報の収集【統計解析講義応用】

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エビデンスに関する情報の収集|【統計学・統計解析講義応用】

エビデンスに関する情報の収集【統計解析講義応用】


目次  エビデンスに関する情報の収集【統計解析講義応用】

 

 

エビデンスに関する情報の収集

 

薬剤師として薬局・病院に勤務していると、製薬メーカー、卸業者が毎日のように訪問して、パンフレットからインタビューフォーム、論文まで多くの情報を受け取ることになります。
さらに、平成元年に日本薬剤師研修センターが設立され、研修認定薬剤師制度が始まり、研修単位として認定される学会・薬剤師会・病院薬剤師会等による研修会が定期的に開催され、それらにも参加するようになっています。

 

さらに、インターネットの普及により、容易に情報の収集が可能になっています。

 

ただし、ここで問題が生じます。

 

自ら積極的にアクセスせずとも大量の情報が入ってくる時代になった時、全ての情報が正しいとは限りません。

 

インターネットが普及しておらず、自ら情報にアクセスしなければならなかった時代には、どこにでも専門的な情報があるわけではないため、自ら大学の図書館などへ行き、専門書や専門雑誌などの紙媒体の中から必要な内容を探し、時間をかけて読んでいくしかありませんでした。

 

 

しかし、現在のような状況では、玉石混交の状態になっている膨大な情報を適切に取捨選択し、必要と判断された情報を収集後、すぐに使えるように分類整理しておかなければなりません。

 

信頼性の高い最新の情報を収集するために、昔から参考にしている目安があります。

 

それは、情報の執筆者と情報が掲載された専門雑誌です。執筆者がその情報の領域の著名な専門家であることが大切です。

 

なぜなら、著名な専門家のところには多くの情報が集まることになっており、それらの中から既に取捨選択をされた上で情報が発信されているからです。

 

また、掲載された専門雑誌が世界的に有名な専門雑誌であれば、その指標として、インパクトファクター(IF:impact factor)があります。

 

インパクトファクターとは、特定のある雑誌が1論文あたり平均何回引用されているかを算出した数値で、雑誌の影響度を示す指標です。

 

他の論文に引用されるということは、重要な情報であることを示しています。

 

それだけでなく、自ら情報の内容を精査することも重要なのは当然のことです。

 

臨床に関する情報を精査するためには、研究デザイン、統計手法などから、信頼度を判断できなければいけません。

 

 

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