最頻値を知ればデータが見える!双峰分布も解説【ChatGPT統計解析】
最頻値とは、データの中で最も頻繁に現れる値を指し、出現回数を数えて最も多いものを特定します。例えば、あるデータで青が9回出現した場合、最頻値は「青」です。重要な点は、最頻値は値そのものであり、出現回数ではないことです。また、すべての値が同じ回数で出現する場合、最頻値は存在しません。複数の最頻値がある場合は「双峰分布」と呼ばれます。最頻値は中心傾向の指標として使われ、特にラベルの代表値を求める際に役立ちます。
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統計学における最頻値
最頻値とは
最頻値は,データの中で最もたくさん現れる値であり,値の出現回数(度数)を数え,最も出現回数の多い値を特定することによって計算されます。
たとえば,以下のデータを見てみましょう。
ここでいう値は,個々の結果に対して与えられたラベルのことです。
この場合は,異なる色です。
それぞれの値の度数を数えると,以下のようになります。
最も多く現れる値は青なので(9回現れている),最頻値は青です。
最頻値に関して最もよく見られる誤りの1つは,値それ自体ではなく,値の出現回数を最頻値として報告してしまうことです。
上記の例では,最頻値は9ではなく最も多く現れる値,すなわち青です。
最頻値に関して覚えておくべき1つの重要な点は,データのすべての値が同じ度数の場合は,そのデータには最頻値はないということです。
また,データは複数の最頻値を持つ場合があり、2つの最頻値がある場合,値の分布は双峰分布と言われます。
最頻値をどのように使うのですか
最頻値は,値それ自体ではなく,値が現れる度数を扱っているので,中心傾向の測度として最も精密ではありません。
しかしながら,一群のラベルを代表する最も中心的な値を算出する場合には、中心傾向の測度として最頻値が最も適切です。
たとえば,次は。5つの異なる政党に所属しているメンバーの数のリストです。
この例では,最頻値は最も度数が大きい政党Dです。
次の双峰型の例では,度数が最大となる政党が2つあります。
政党Aと政党Dはともに同じ度数であり,この分布では2つの最頻値があります。
したがって,この分布は双峰型です。
図のように,双峰分布には,2つの「高い点」,あるいはこぶがあります。
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